東映動画TVアニメ作画枚数3500枚制限による演出表現に関する一考察(パート2)――日本のTVアニメに於ける演出法――
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- 渡部 英雄
- 湘南工科大学コンピュータ応用学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Concerning the Anime Directing Method for Limiting the Quantity of Drawings to 3500 Sheets per Episode of a TV Series in Toei Animation Studio Co. Ltd. (Part 2): The Directorial Strategy in Japanese TV Anime
説明
<p>1984年、東映動画株式会社は、動画の作画使用枚数をTVアニメ1話に付き3500枚に制限することを開始した。コストを低減するために、他のスタジオ、例えばタツノコプロ株式会社およびサンライズ社も同様の措置を制定した。これらの制限は予想外の結果として、視覚的な表現に於いて日本独自のアニメスタイルになって現れた。当時の資料や演出、アニメーターの経験に基づき、本稿では、作画枚数を節約することが日本のアニメーションのアート的な発展に及ぼした影響ついて述べる。</p>
収録刊行物
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- アニメーション研究
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アニメーション研究 17 (1), 25-31, 2015-09-07
日本アニメーション学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858131656828800
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- ISSN
- 24351989
- 1347300X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可