日本市場におけるCGアニメーションの現状――『楽園追放Expelled from Paradise』を中心に――
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- 野口 光一
- 日本大学大学院総合社会情報研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Present Situation of CGI Animation in the Japanese Market: A Case Study of <i>Rakuen Tsuiho: Expelled from Paradise</i>
抄録
<p>これまで日本市場では、国産のCGアニメーションはヒット作に恵まれなかった。しかし2014年は、映画の『楽園追放Expelled from Paradise』や『Stand by Meドラえもん』、TVシリーズの『シドニアの騎士』や『山賊の娘ローニャ』と話題作が公開・オンエアされた。これまでのように国産のCGアニメーションが単発で作品をリリースしていた時代と異なり、作品群が立て続けにリリースされ、CGアニメーションを観る機会と見慣れる環境が集中的に出来上がった。またCGアニメーターの力量の向上により質の高いCGアニメーションが制作され、日本市場にフィットした作品群が登場したと言える。本稿では、日本のCGアニメーション市場の動向を『楽園追放Expelled from Paradise』を中心に分析する。</p>
収録刊行物
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- アニメーション研究
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アニメーション研究 18 (1), 33-47, 2016-09-07
日本アニメーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858131656843392
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- ISSN
- 24351989
- 1347300X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可