復職を拒否すべきと考える産業医の立場から
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- 上床 輝久
- 京都大学医学部附属病院精神科神経科
書誌事項
- タイトル別名
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- From the industrial physician's standpoint who thinks reinstatement should be rejected
説明
パーソナリティの偏りによる職場不適応をきっかけに適応障害を発症した模擬事例について検討した。職場環境との相互作用により生じた適応障害の程度を評価するため、会社側はリワークプログラムによりパーソナリティの偏りを含めた職場環境への適応を評価し、職場復帰の可能性を検討することとした。しかし、今回のケースでは、本人がリワークプログラムによる評価を拒否したため、産業医として、本人や周囲への安全配慮義務の観点から、職場復帰は不可能と判断した。
収録刊行物
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- 産業保健法学会誌
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産業保健法学会誌 1 (1), 192-196, 2022-07-10
一般社団法人 日本産業保健法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858143389601920
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- ISSN
- 27582574
- 27582566
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可