日本食品標準成分表の改訂を踏まえた食品表示基準及び分析等通知の一部改正について

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タイトル別名
  • Overview of Partial Revision of Food Labeling Standards Following Revision of the Standard Tables of Food Composition in Japan
  • ニホン ショクヒン ヒョウジュン セイブンヒョウ ノ カイテイ オ フマエタ ショクヒン ヒョウジ キジュン オヨビ ブンセキ トウ ツウチ ノ イチブ カイセイ ニ ツイテ

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抄録

<p>令和2年12月に, 日本食品標準成分表が改訂された。このことを受け, 消費者庁は, 「食品表示基準」及び「食品表示基準について 別添 栄養成分等の分析方法等」 (以下「分析等通知」という。) における, 栄養成分等の分析方法の改正の要否を検討するために, 「令和2年度 食品表示基準における栄養成分等の分析方法等に係る調査検討事業」を実施した。この調査事業を踏まえ, 令和4年3月及び同年8月に食品表示基準や分析等通知の改正を行った。具体的な内容としては, 脂質, 食物繊維, クロム, セレン及びヨウ素において新たな分析方法を追加するとともに, 従来の分析方法における運用上の課題を解決するために分析等通知の通則を変更したものである。本稿では, 調査事業で整理された食品表示基準及び分析等通知に関する課題とその対応方策を報告するとともに, 今般, 改正した食品表示基準及び分析等通知について解説する。</p>

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