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- 奥 裕乃
- 日本女子大学
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- 野田 聖子
- 日本女子大学
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- 山田 麻子
- 日本女子大学
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- 中岡 加奈絵
- 十文字学園女子大学
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- 五関 (曽根) 正江
- 日本女子大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparative Study of Sex Differences Due to a High-Fat Diet on Body Composition and Bone Strength of Lumbar Vertebrae in Young Adult Rats
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抄録
<p> 肥満による代謝異常の発症には性差がある. 我々は, 高脂肪食摂取が体組成および腰椎の骨強度に及ぼす影響を, 雄と雌のラットで比較することを目的として研究を行った. 11週齢のSprague-Dawley系統の雌雄ラットをそれぞれ2群に分け, 基準食 (Cont.) または高脂肪食 (HF) を摂取させた. 実験食開始28日後, 雄雌ともHF群では内臓脂肪量がCont.群よりも有意に高かった. 腰椎の骨強度指標は, 雌ラットではHF群がCont.群よりも有意に低かったのに対し, 雄ラットでは両群で有意な差は認められなかった. 結論として, 28日間の高脂肪食摂取による腰椎の骨強度の低下は, 雄ラットよりも雌ラットで顕著であることを明らかにした. 高脂肪食が骨代謝の調節に及ぼす影響については, さらなる研究が必要である.</p>
収録刊行物
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- 日本家政学会誌
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日本家政学会誌 74 (2), 76-83, 2023
一般社団法人 日本家政学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858286688158080
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- NII書誌ID
- AN10040097
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- ISSN
- 18820352
- 09135227
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- NDL書誌ID
- 032660672
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可