書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of using the ball-holding aide on the accuracy of shot and passing in handball.
- ボール ホジ ホジョヒン ノ サイ ガ ハンドボール ノ シュート オヨビ パス ノ セイド ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
本研究では,ハンドボール競技において使用される松やにおよびその代用品として使用されている両面テープというボール保持補助品の差異が,シュート及びパスにおける精度,またそれぞれの使用感に及ぼす影響を調べた。大学女子ハンドボール部に所属する10名を対象に,シュート動作およびパス動作の2種類の測定を素手,両面テープ使用,松やに使用の3条件で行わせた。シュート動作測定で,ゴールの左右上隅に取り付けた的に対して全力でジャンプシュートを行わせた。また,パス動作測定はボールをキャッチして走りながら約15m先に走りこんでくる受け手にパスをさせた。さらに,測定後に質問紙にて両面テープと松やにの使用感について調査を行った。 シュート動作測定での得点においては,素手,両面テープを使用した場合,松やにを使用した場合の全ての条件間でおいて有意な差異は認められなかった(p=0.57)。同様に,パス動作測定での得点を用いて二要因分散分析を行った結果においても,ボール保持補助品の違いによる有意な差異は認められなかった(p=0.84)。この結果から,ボール保持補助品として両面テープを用いても,松やにと同様のプレーをすることが可能であることが示唆された。
収録刊行物
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- 法政大学スポーツ研究センター紀要
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法政大学スポーツ研究センター紀要 39 65-72, 2021-03-31
法政大学スポーツ研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858286704518656
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- NII論文ID
- 40022618215
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- NII書誌ID
- AA12667908
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- HANDLE
- 10114/00026199
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- NDL書誌ID
- 031553679
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- ISSN
- 21879168
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可