列車走行による地下鉄トンネルのランダム振動解析

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タイトル別名
  • RANDOM VIBRATION ANALYSIS OF SUBWAY TUNNEL EXCITED BY RUNNING TRAIN

抄録

<p>軌道・トンネル・地盤系と走行台車との連成問題を対象に,レール凹凸およびパラメータ加振に起因する振動応答解を求めた.レールは離散支持された無限長 Timoshenko ばりで,トンネルは円筒シェルで,地盤は無限動弾性場でモデル化した.その下で,レール支持間隔の周期性に基づいた Floquet 変換を適用して,無限長の連成系を当該周期長で与えられる 1 ユニットの問題に帰着して解く手法を構成した.レール頭頂面には定常ランダムな凹凸を設定し,トンネル内観測点における振動加速度エネルギースペクトル密度の期待値を導出した.解析例として,直結系軌道,防振マット軌道,および防振まくらぎ軌道の 3 ケースを対象に,それら軌道構造の違いが振動応答に及ぼす影響について調べた.</p>

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参考文献 (16)*注記

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