ニューラルネットワークを用いたホールクロップサイレージ用トウモロコシ(<i>Zea mays</i> L.)の収量予測

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Whole-crop Silage Corn Yield Prediction Using Neural Network

抄録

<p>我が国のホールクロップサイレージ用トウモロコシの単収は頭打ち傾向にあり,単収向上のためには,各栽培条件で得られる潜在的な単収水準を予測し,その水準に向けて栽培法の改善を行うことが望ましい。本研究では,各県の奨励品種決定試験等のデータと,各試験地の直近のアメダス観測地点から得た気象データを用いて,トウモロコシ3品種の黄熟期乾物収量を予測するニューラルネットワークモデルを開発した。このモデルにおける乾物収量の推定値と実測値の間の相関係数は0.556で0.1%水準で有意となり,平均平方二乗誤差RMSEは460.2 kg/10 aとなった。また,このモデルを用いて,東北から九州までの地域でトウモロコシ品種「タカネスター」を栽培した場合の収量予測マップを作成し,生産力の比較を行った。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390858319691223936
  • DOI
    10.14941/grass.68.147
  • ISSN
    21886555
    04475933
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ