血漿交換療法で救命し得たびまん性肺胞出血の1例

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タイトル別名
  • A Case of the Diffuse Alveolar Hemorrhage That We was Able to Save by Plasma Pheresis
  • ケッショウ コウカン リョウホウ デ キュウメイ シエタ ビマンセイ ハイホウシュッケツ ノ 1レイ

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抄録

<p>59歳,女性.関節リウマチを背景としたびまん性肺胞出血(diffuse alveolar hemorrhage:DAH)を発症した.活動性出血が著明であったため,挿管管理でステロイドパルス療法を施行するも出血は持続し,血餅による窒息イベントを発症した.重度の肺胞出血の救命のために,血漿交換療法を導入したところ,症状は迅速かつ著明に改善が認められ,第44病日には自宅退院となった.関節リウマチに起因するDAHに対しても,血漿交換療法は有効な手段の一つである.</p>

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