不均一の厚さを有する層状媒質の比誘電率分布の推定における人工知能の利用

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タイトル別名
  • Estimation of layered permittivity profiles with non-uniform thickness using artificial intelligence

抄録

<p>層状媒質の誘電率分布の推定にAIを活用した実験が報告されているが、各層の厚さを均一としたモデルで表していた。厚さが不均一な場合に対応するために、比誘電率と厚さの両方を逐次に推定する方法を提案する。まず、ターゲット層の表面からの反射パルスを抽出し、その波高を用いて比誘電率を推定する。次に、後ろの層からの反射パルスを抽出し、その遅延情報を用いて層厚を推定する。いずれも散乱波形に対して前処理を行うことで、ターゲット層より浅い層の影響を取り除き、「波高対比誘電率」と「遅延対層厚」の関係を簡明にしてからAIを訓練するため、AIの学習が容易になり、浅い層で訓練したAIが深い層の推定にも適用可能である。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390858397086477312
  • DOI
    10.11527/jceeek.2022.0_96
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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