1946年平壌・普通江改修工事の再検討 : 「突撃」という脱植民地化の技法

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タイトル別名
  • Reexamining the 1946 Pothong River improvement project in Pyongyang : decolonizing through "shock brigades"
  • 1946ネン ピョンヤン フツウコウ カイシュウ コウジ ノ サイケントウ : トツゲキ トイウ ダツ ショクミンチカ ノ ギホウ
  • 1946ネン ヘイジョウ ・ フツウコウカイシュウ コウジ ノ サイケントウ : 「 トツゲキ 」 ト イウ ダツショクミンチカ ノ ギホウ
  • 1946年平壌普通江改修工事の再検討 : 突撃という脱植民地化の技法

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抄録

本稿では、1946年5月21日から55日間にわたって、金日成らの指導の下、平壌で行われた普通江改修工事を扱う。それを通じて工事計画の推移や実施の背景、実際の建設場所や動員計画、そして労働現場の実相を解明する。議論の前半では植民地期に遡って工事の経過を確認するとともに、後半では新資料を用いて動員方法や「突撃隊」の意義などを検討する。最終的には植民地期の建設工事が、解放後に脱植民地化されていくプロセスに迫る。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 52 (4), 3-35, 2023-02-28

    同志社大学人文科学研究所

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