地域に根ざした脱炭素化に資するバイオマス活用研究体制におけるP2Mを活用したスキームモデル構築

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書誌事項

タイトル別名
  • Development of A Scheme Model Utilizing P2M in A Research Program on Biomass Utilization that Contributes to Regional-Based Decarboniza-tion

抄録

国際社会は気候変動問題への対応として、2017年にパリで開かれたサミットにおいて、カーボンニュートラル宣言が発出された。この宣言では2050年までに参加国の温室効果ガス排出をネットゼロに抑えることとしており、我が国も2020年10月に、その表明が行われた。そうした脱温暖化の技術として、バイオマス分野の研究も期待はされているが、バイオマスの利活用は、その二酸化炭素削減効果や経済性だけでは事業の持続性構築が難しい。 こうした課題に対して我々の先行研究ではバイオマスの利活用の促進には、地域のエコシステムの成立と地域の多様な価値の創出が重要であるとしてきた。本報告では、この観点から我が国旧来の農業の中心である稲作を中心としたバイオマス活用を見直す研究プロジェクト群のプログラムを題材に、P2Mを活用したプロジェクトメンバーの合意形成に関する報告を行う。

収録刊行物

  • 国際P2M学会誌

    国際P2M学会誌 17 (2), 186-204, 2023-03-25

    一般社団法人 国際P2M学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390858518814170880
  • DOI
    10.20702/iappmjour.17.2_186
  • ISSN
    24320374
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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