セメントキルン排ガス分離回収CO<sub>2</sub>を用いた加熱炭酸化処理による廃コンクリートへのCO<sub>2</sub>固定化

  • 七尾 舞
    太平洋セメント株式会社 中央研究所(〒285-8655 千葉県佐倉市大作2-4-2)
  • 野崎 隆人
    太平洋セメント株式会社 中央研究所(〒285-8655 千葉県佐倉市大作2-4-2)
  • 王 佃超
    同済大学 土木工程学院(中華人民共和国上海市四平路1239号)
  • 野口 貴文
    東京大学 大学院工学系研究科(〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1)

書誌事項

タイトル別名
  • CO<sub>2</sub> SEQUESTRATION BY ACCELERATED CARBONATION PROCESS OF RECYCLED CONCRETE AGGREGATES USING CO<sub>2</sub> SEPARATED AND CAPTURED FROM CEMENT PLANT

抄録

<p>廃コンクリートへの効率的なCO2の固定を目的に、外熱式ロータリーキルンを用いた加熱炭酸化処理の有効性について検討した。その結果、外熱式ロータリーキルンによる廃コンクリートの転動はCO2固定量の増加に有効であることを確認し、500kg/hスケールの試験においても75kg-CO2/t-cemのCO2の固定が可能であることを示した。また加熱炭酸化処理後の廃コンクリートについて、修正CBRの物性や六価クロム溶出による環境安全性の観点から、路盤材として再資源化し得る可能性を示した。</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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