天候で悪化する頭痛の要因と五苓散の効果の解析

  • 柴田 靖
    筑波大学付属病院 水戸地域医療教育センター/水戸協同病院 脳神経外科/頭痛外来
  • 石山 すみれ
    筑波大学大学院 人間総合科学研究科 疾患制御医学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • An analysis of the meteorological factors influencing climate-related headache and the clinical effects of goreisan
  • テンコウ デ アッカ スル ズツウ ノ ヨウイン ト ゴレイサン ノ コウカ ノ カイセキ

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説明

<p>目的:五苓散投与前後の頭痛と気候の関係を詳細に検討した。</p><p>対象:気候変化で頭痛が誘発されると訴える一次性頭痛例3例。</p><p>方法:五苓散投与前後に詳細な頭痛ダイアリーを記録し,気象データと比較した。</p><p>結果:頭痛回数は内服後に減少した。気圧,湿度,気温と頭痛発症は明らかな関係はみられなかった。</p><p>結語:五苓散は特に雨天時頭痛に有効だが,単に気候の変化に対応するのみではなく,疼痛そのものの緩和が示唆された。</p>

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