直線描画タスクにおける線の引き方と 模擬運転作業における反応時間の関係性の検討

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タイトル別名
  • A Study on the Relationship between Line Drawing in a Line Drawing Task and the Reaction Time in a Simulated Driving

抄録

先行研究より, 点群に基づいて線を引くとき 場合に,引いた直線にばらつきがある場合があることがわかっている 本研究では,点群から直線を引くタスク による線の引き方のばらつき と 実際の作業 (模擬運転作業 ) の注意制御の関係性 を調べる. 直線描画タスクは, 17種類の点群について, 18名の実験参加者に 1日以上日を空けて3回行い, 3回目の終了時に模擬運転作業を行った.その結果,一定の直線を引きやすいと考えられる特定の点群について,3回の実験における 引いた線のばらつきと模擬運転作業における反応時間の間に相関関係 (r=0.39~0.52) が 得られた.このことから,毎回同じような線を引ける人は,反応時間が速く ,注意制御の能力が高いと考えることができる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390858553269797376
  • DOI
    10.11371/wiieej.20.03.0_136
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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