北海道特別支援学校におけるコミュニティ・スクール導入に向けた取組の一考察 : 教員の「熟議」を通して

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タイトル別名
  • ホッカイドウ トクベツ シエン ガッコウ ニ オケル コミュニティ ・ スクール ドウニュウ ニ ムケタ トリクミ ノ イチ コウサツ : キョウイン ノ 「 ジュクギ 」 オ トオシテ

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説明

対象校のコミュニティ・スクール導入に関する課題解決の一つの方策として、教員を対象とした熟議を含めたコミュニティ・スクールに関する研修会を実施した。「対象校の子どもたちに必要な教育活動とはなんだろう」をテーマに熟議が行われ、主に1)子供たちの経験不足を解消すること、2)多くの人との交流の機会をもたせること、3)地理的環境により制限されてしまう活動の保障をすることに関する重要性について確認が行われた。研修会を実施したことによって、参加者のコミュニティ・スクールへの理解度が高まり、参加者の90%から研修会への高い満足度が得られた。今後の課題は、1)~3)のような教育活動を展開するために、学校だけでは解決できない事項に関しては保護者や地域の方々と熟議を重ね、連携しながら解決へ向けて取り組んでいくことである。

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