義足歩行訓練前後における大腿切断者の断端断面積の変化

DOI オープンアクセス
  • 三ツ本 敦子
    国立障害者リハビリテーションセンター研究所
  • 中村 隆
    国立障害者リハビリテーションセンター研究所
  • 丸山 貴之
    国立障害者リハビリテーションセンター学院
  • 沖田 祐介
    国立障害者リハビリテーションセンター研究所
  • 飛松 好子
    国立障害者リハビリテーションセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in the cross-sectional area of the residual limb of transfemoral amputees before and after prosthetic gait training

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説明

<p>下肢切断術後の断端は,術後から12~18カ月頃に至るまでの間に形状,容積ともに大きく変化すると報告されているが,断端内部の組織変化に関する研究は少ない.そこで,義足歩行訓練前後の大腿切断者の筋断面積の変化に着目し,調査を行った.片側大腿切断者4名に対し,義足歩行訓練後で断端の坐骨直下の核磁気共鳴画像を取得し,断面積を算出した.その結果,総断面積に占める筋断面積の割合は,全ての対象者で増加していた.そして,断端の股関節周囲の運動方向別に筋断面積の割合は変化し,前外側筋群は萎縮する傾向が見られ,内側筋群と後方筋群の断面積は増加する傾向が見られた.</p>

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