自由連想調査法を用いた全国の海のイメージ構造の把握
書誌事項
- タイトル別名
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- Understanding the Image of Sea for Japanese People by Free Association Questionnaire
説明
<p>要旨:日本の沿岸域においては近年,海洋再生可能エネルギーや海底鉱物資源等の開発が着手され始めており,従来までの利用からさらなる展開が予想される。しかし,開発のための自然科学的な分析が進められる一方で,その恩恵が還元されるべき人々にとっての日本の海が有する質も明らかにされていかなければ,例えば利用や開発を進めるに当たって必要となる合意形成を介して,より良い沿岸域・海域の利活用を展開していくことは難しい。そこで本研究では,自由連想調査法を全国的なWebアンケートを通して実施し,その結果をテキストマイニングの技術により可視化することで総体的な海のイメージ構造を明らかにした。また,各イメージ群に対する言及密度を数値化し,各都道府県単位で集計し地図上に示すことで,地域による人々の海の捉え方の多様性を明らかにした。</p>
収録刊行物
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- 沿岸域学会誌
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沿岸域学会誌 30 (1), 29-40, 2017-06-30
日本沿岸域学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858752008059136
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- ISSN
- 24369837
- 13496123
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可