新生児マススクリーニングの継往開来
-
- 窪田 満
- 国立成育医療研究センター総合診療部
この論文をさがす
抄録
<p> はじめに</p><p> 継往開来(けいおうかいらい)とは,先人の事業を受け継ぎ,発展させながら未来を切り開くことだそうである.新生児マススクリーニングにも歴史があり,未来がある.新生児マススクリーニングとは,「生まれてくる子ども全員に適切な検査を行い,障害の原因となる疾病を早期発見し,健やかに育てるための国の事業」である.この本質的なところが意外に認識されにくい.この教育講演では,実際の症例の話ではなく,新生児マススクリーニングの歴史を紐解くところからはじめて,「医療的な側面」「遺伝学的側面」「法的側面」「行政的側面」に分けて,この根幹の部分を考えてみたい.</p>
収録刊行物
-
- 日本周産期・新生児医学会雑誌
-
日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (4), 669-671, 2023
一般社団法人 日本周産期・新生児医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390858773324424832
-
- ISSN
- 24354996
- 1348964X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可