大学1年の英語のクラスでの20%タイムプロジェクト

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  • 20% Time Project in a First-Year University English Language Class

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説明

教育者の多くは、指導材料が多すぎて時間が足りないと不平を漏らしている。英語の指導者もそのうちの一人である。英語講師はしばしば生徒に学んでもらいたいと切望する情報の量の多さで生徒たちを圧倒している。対照的に学生は実際、どれぐらい情報を習得したいと思っているのだろうか?多くの学生は提示された全ての情報を喜んで受け入れてないだろう。自ら受け入れていない場合、真の学習を期待するのは難しいであろう。したがって、学生の学習意欲は情報の量ではなく、質とともに重要である。人は好きなことに取り組んでいるとき、自然にもっと努力する。20%タイムプロジェクトはGoogleの経営哲学に発しており、社員が規約にない自分で選択したプロジェクトに労働時間内の20%を費やすことを奨励した。この結果、Gmail、AdSense、Googleニュースなどの革新的な製品が開発された。このアイデアは好奇心や楽しみなどの本質的な動機付けを強化するために教育現場に取り入れることができる。本研究では、米国の教室の例をもとに、日本の大学の英語授業における20%タイムプロジェクトを実施し、その方法、学生の反応の観察について論じる。また、語学学習現場での改善点などについても論じる。

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