抄録
type:Article
本稿では、幼児現場の音楽活動とその発表内容にしばしば見受けられる諸問題について確認し、それらの解消と、幼児の発達に適合した創造的器楽アンサンブルを提言し、その実践の一例を記録する。子どもたちも大人たちも音楽の素養に関わらず音楽表現を主体的に楽しむ、『幼稚園教育要領』(文部科学省)に示されるような本来の幼児の表現活動を目指した9ヶ月の活動を通して、その目的の一定の実現を現場の子どもたちの様子や言葉、先生方とのミーティングの中で確認した。
収録刊行物
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- エデュケア
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エデュケア 43 37-46, 2023-03-31
大阪教育大学 幼児教育学研究室