都市間高速道路における速度の経年変化に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON SECULAR CHANGE OF NON-CONGESTED SPEED OF INTERURBAN EXPRESSWAYS

抄録

<p>先行研究では,平成 15~28 年の 14 年間において,都市間高速道路の交通性能が低下していることが示されている.ただし,同期間でどのように低下したかは明らかになっていない.また,観測される非渋滞時速度として,交通量ランク別の経年変化を示した研究はほとんどなく,速度分布の変化も不明である.本研究では,平成 8 年から平成 31 年の 24 年間を対象に,都市間高速道路における非渋滞時の交通量ランク別速度を分析した結果,平成 13~20 年には低下し始めていることを明らかにした.また,大半が希望速度で走行できる交通量ランクであっても全体的に速度分布が低い領域にシフトし,高い交通量ランクでは拘束流であることから速度低下の影響が大きいことを明らかにするとともに,特に大型車の経年的な速度低下があることも考察した.</p>

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参考文献 (2)*注記

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