ケース学習による異文化間能力の達成度の演繹的分析による検証

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  • ケース ガクシュウ ニ ヨル イブンカ カン ノウリョク ノ タッセイド ノ エンエキテキ ブンセキ ニ ヨル ケンショウ

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本研究では、異文化間能力モデル（Intercultural Competence Framework）を用いて、日本人学生と留学生が協働で対話する「ケース学習」の回数を重ねることにより異文化間能力の向上に差が見られるか、また、差がないとすれば、改善されなかった理由は何であったのかを分析した。学習者の異文化間能力の達成度を分析した結果、ケース学習は回数を重ねても異文化能力間能力の習得の向上は見られないということが明らかになった。一方、ケース本文、ケース学習の時間配分、グループ構成などケース学習の実践方法に工夫を加えること、さらに、ロールプレイなど他の学習方法を組み合わせることにより、異文化間能力の達成レベルを最高の外的効果まで引き上げる可能性が示唆された。

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