「生命(いのち)の安全教育」を性教育として展開するために -「指導の手引き」の検討を通して-

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  • 「 セイメイ(イノチ)ノ アンゼン キョウイク 」 オ セイキョウイク ト シテ テンカイ スル タメニ : 「 シドウ ノ テビキ 」 ノ ケントウ オ トオシテ

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抄録

2020年6月に政府の性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議において,「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が決定され,2020年度~2022年度の3年間が性犯罪・性暴力対策の「集中強化期間」とされた。学校現場においての「生命(いのち)の安全教育」は2023年4月から本格的にスタートとなる見通しである。本稿では,性犯罪・性暴力対策のためには,そもそもの「性」に関する学習保障のための「性教育」が必要不可欠であるとの認識から,「生命の安全教育」 を性教育として展開していくための課題を,文部科学省による「指導の手引き」の分析から導き,その実際の活用の視点について整理した。その際,具体的な実践展開に向けての養護教諭の性教育への問題意識,および解決策の手がかりとしての具体的実践について取り上げた。

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