埋蔵文化財包蔵地における林業の実施可能性

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タイトル別名
  • Feasibility of forestry in buried cultural property reserves

抄録

<p>日本で林業を行う上で最も大きな困難の1つと言われているのが土地に関係する諸問題で</p><p>ある。日本の法制度上、森林は土地(林地)と立木に分けられることが多い。林地は他の</p><p>用途の土地と同様に、法制度上は不動産として扱われることになる。このため、法務局へ</p><p>の登記の際は、立木と林地は別々に登記される。林地を巡る諸問題には、境界が不明であ</p><p>ること、所有者の所在が不明であること、登記された林地の面積が実測値と大幅に異なる</p><p>事例があることなど、多岐にわたっている。本研究では一般的な土地では問題とされるも</p><p>のの林地ではこれまでに検討されていない問題として埋蔵文化財包蔵地を取り上げ、埋蔵</p><p>文化財包蔵地である場合に、木の伐採を行い運搬して林業を行うにはどのような手順、特</p><p>例があるのかを明らかにすることを目的とする。方法は、先行研究の調査および行政関係</p><p>部署への聞き取りを行い、関係する法令や制度の関係を整理する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390859215928530176
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_224
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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