久万高原町スギ群状択伐林における2時期のLiDAR解析による樹高成長の推定

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タイトル別名
  • Height of tree growth estimate by LiDAR of 2 time in Group select system of Sugi at Kumakougen

抄録

<p> 愛媛県久万高原町にあるスギ人工同齢林(試験開始時31年生・60年経過・1.1ha)を群状択伐林へ誘導した試験地は、過去の毎木調査データが胸高直径のみであるため、過去の樹高を推定を目的に、解析を行ってのでこれを報告する。</p><p> 過去の後継樹の樹高を、2019~2020に実測した樹高と、2018年撮影LiDAR、(林野庁・2018年秋・4点/㎡)と2009年撮影LiDAR(国土交通省・2010年冬・1点/m2)から推定を試みた。</p><p> 予備調査の結果、後継樹エリアを覆っている上木樹冠の区域と上木樹冠に覆われていない後継樹エリアを切り分けないと、LiDAR解析できないことがわかっった。</p><p> 群状伐採したギャップに植栽された後継樹エリアのうち、現在後継樹が10本以上ある箇所について、上木樹冠に覆われていない後継樹エリアと後継樹の立木位置を、RTK2波GNSSとレザー距離計・電子コンパスを用いて測量し、現地調査の樹高とLiDARから推定した平均樹高の差を比較した。</p><p> 結果6つの後継樹エリアの、実測した平均樹高は19.6mであり、2018年LiDARの推定平均樹高は20.6mと実測に比べ1m高かった。2009年LiDARの推定平均樹高は17.5mであった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390859215928546944
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_277
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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