スギ実生コンテナ苗の育苗密度および根鉢容量が植栽3年目に与える影響

DOI
  • 藤井 栄
    徳島県立農林水産総合技術支援センター
  • 山野邉 太郎
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター
  • 三浦 真弘
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター関西育種場
  • 飛田 博順
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所植物生態研究領域
  • 栗田 学
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター
  • 高橋 誠
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター

書誌事項

タイトル別名
  • Influence of seedling density and cavity size of containerized cedar seedlings in the 3rd year of planting

抄録

<p> 異なる密度や根鉢容量で育苗されたスギ実生コンテナ苗は条件に応じて異なる形状となり、この違いは植栽後の成長に影響することが知られている。再造林コストには育苗時のコストだけでなく植栽後の下刈り回数も影響することから、異なる条件で育苗されたコンテナ苗の評価を行った後、造林地に植栽し、3年目までの成長を調べた。</p><p> 2018年10月に徳島県特定母樹ミニチュア採種園で、単一クローンの複数母樹から採取した自然交配種子を2019年1月に育苗箱に播種し、2019年4月に異なる育苗密度および根鉢容量(300cc〈178本/㎡、89本㎡〉、150cc〈296本/㎡、222本/㎡、178本/㎡、89本㎡〉)のコンテナ(JFA300、JFA150)に移植した。2020年6月に樹高、直径を計測して徳苗率を評価した後、徳島県三好市の伐採跡地に植栽し、3成長期が経過した2022年11月に樹高、直径を計測した。</p><p> 本報告では、育苗密度、根鉢容量および植栽時の苗木形状が3成長期後の樹高、直径に与えた影響を報告する。</p>

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390859215928602752
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_328
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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