森林域における太陽光パネルの検知

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タイトル別名
  • Photovoltaic panel detection in forest areas

抄録

<p>2050年カーボンニュートラル実現、また昨今の世界的原油価格高騰の中、太陽光発電等を目的とした林地開発の更なる増加が予想される。一方で、太陽光発電が起因とされる崩落など防災・環境上の懸念により、地域社会と太陽光発電の共生が全国的な問題となっている。これをうけ林野庁では令和4年9⽉に森林法施⾏令及び施⾏規則等を改正し、太陽光発電⽬的の林地開発許可を1haから「0.5ha」に引き下げ、開発規模の⼀体性等の判断基準を示した。これにより太陽光発電を目的とした林地開発地の詳細かつ継続的なモニタリングの必要性が高まっている。</p><p>このような状況の下、SPOT6/7衛星(解像度1.5m)とAI判読による森林変化情報提供サービス(クラウドシステム)において、森林域における0.1ha以上の太陽光発電判読を開始した。これにより、0.5ha未満の申請対象外の太陽光発電地の把握、また衛星画像取得タイミングでAI判読を行うため、実施主体、実施時期、実施箇所の異なる開発許可申請について開発規模の一体性判断材料となり得る継続的モニタリングを実現した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390859215928779392
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_571
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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