シニア世代を主対象とする生涯学習教育としての分子生物学実験・実習の実践と工夫

  • 内田 英伸
    名古屋文理大学健康生活学部フードビジネス学科 神奈川大学総合理学研究所
  • 松崎 素道
    放送大学東京文京学習センター 国立感染症研究所寄生動物部 理化学研究所革新知能統合研究センター
  • 佐藤 剛
    神奈川大学総合理学研究所 放送大学東京文京学習センター 神奈川大学理学部生物科学科
  • 内田 美重
    名古屋文理大学健康生活学部フードビジネス学科
  • 朽津 和幸
    東京理科大学理工学部応用生物科学科
  • 永田 典子
    日本女子大学理学部物質生物科学科
  • 奥野 誠
    中央大学理工学部生命科学科
  • 井上 和仁
    神奈川大学総合理学研究所 神奈川大学理学部生物科学科
  • 森 義仁
    放送大学東京文京学習センター お茶の水女子大学理学部化学科

書誌事項

タイトル別名
  • Molecular Biology Laboratory-class as Life-long Education for the Students, Most of Which Are in Elderly Generations.
  • シニア セダイ オ シュ タイショウ ト スル ショウガイ ガクシュウ キョウイク ト シテ ノ ブンシ セイブツガク ジッケン ・ ジッシュウ ノ ジッセン ト クフウ

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抄録

この20年あまり,文部科学省は多くの大学に生涯学習体制の整備を進めるよう促してきた.しかしながら,分子生物学の教育を生涯学習教育の一環としてとらえ,その授業の構成と内容を十分検討した例はほとんどなかった.本報文では分子生物学の実験・実習の授業を通信教育機関である放送大学において3年間実践し,シニア世代を含む受講生に対しアンケートを行い,それを基に授業を工夫し,それをフィードバックした授業を提示する.さらに国の科学技術の政策決定に積極的に参画するべく,分子生物学に関する素養を身に着けることが求められている現代のシニア世代に分子生物学を教えることの重要性について考察する.

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