書誌事項
- タイトル別名
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- Demonstration and Evaluation of Sludge Volume Reduction Technology
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抄録
<p>原油には重質なワックスやアスファルテンが含まれており,これらは最終的にスラッジとして原油タンクの底に蓄積される。そのため,原油タンクの本来の貯蔵能力を回復させる,あるいはタンクの点検やオーバーホールを行うためには,定期的にタンク内のスラッジを除去する必要がある。従来,原油を用いた共油洗浄(COW工法)によって産廃として処理しており,そのために多額のコストがかかっていた。この問題を解決するために,新しい技術であるSludge Volume Reduction(SVR)を開発した。本技術のポイントは,スラッジから遠心分離機で再利用可能な油を回収し,回収した油(以下,回収油)を再スラッジ化することなく原油と混合することである。回収油の化学組成,特にアスファルテンとワックスを分析した。分析結果に基づき,回収油を原油に混合する際には,回収油を加温しつつ原油と乱流状態で混合することで,再スラッジの発生を抑制できることを見出した。さらに,UAE国内にて本技術の実証試験を行い,原油タンクに堆積したスラッジ約9000 kLから約5200 kLの回収油を得たことで,50 %以上のスラッジ削減効果があったことを確認した。</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japan Petroleum Institute
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Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (4), 121-127, 2023-07-01
公益社団法人 石油学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390859616450678528
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- NII書誌ID
- AA11590615
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- ISSN
- 1349273X
- 13468804
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- NDL書誌ID
- 032956951
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可