文字構造特徴を用いたひらがなアンビグラムの生成
書誌事項
- タイトル別名
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- Generation of Hiragana Ambigram Based on Character Structure Characteristics
抄録
<p>アンビグラムとは文字を異なる方向から見ても読み取れるようにした文字である.しかし,アンビグラムの制作には手間や可読性を維持するためのデザイン的技量が必要である.そこで,ひらがなアンビグラムを文字構造特徴から生成する手法を検討する.まず,文字を細線化してストロークの抽出を行い,ストロークを単純化することで文字の特徴点を得る.次に,特徴点をノードとしたグラフから部分グラフを抽出し,部分グラフの同型性を調べることで対象文字間の共通部分を検出する.さらに,共通部分の対応関係を基にアフィン変換することで,アンビグラムの文字構造を生成した.最後に,可読性向上のためにストロークの太さに変化を加えて筆文字化することで,ひらがな46文字を一対一で対応付けた1,081組のアンビグラムを生成した.また,可読性の評価を行った.その結果,単一文字に対しては,作成可能であることが示唆されているアンビグラム724文字中325文字,作成できるかが不明なアンビグラム357文字中93文字が可読であった.さらに,可読率の低いアンビグラム1文字を含めたひらがな4文字で構成される単語の可読性の評価を行った結果,246文字中216文字が可読であった.</p>
収録刊行物
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- 画像電子学会誌
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画像電子学会誌 49 (4), 301-314, 2020
一般社団法人 画像電子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390859912501764992
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- ISSN
- 13480316
- 02859831
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可