[招待講演] 立体音響のコンテンツ制作
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- 亀川 徹
- 東京藝術大学音楽環境創造科
書誌事項
- タイトル別名
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- [Invited Lecture]Creation of stereophonic content
抄録
音楽とそれが演奏される空間は古くから密接な関わりを持ってきた.20世紀に入って生まれた電気音響技術によって,マルチチャンネルテープ録音機と多数のスピーカを用いて空間上の様々な位置に音を配置した音楽制作の実験がおこなわれ,音響空間をより効果的に演出するような作品が制作されるようになる.このような立体音響の取り組みは,デジタル技術の進化によって2000年代以降,前後左右に加えて高さ方向にも再生チャンネルを備えた3D オーディオとして,NHK 放送技術研究所が開発した22.2 マルチチャンネル音響や映画館の音響のDolby Atmosなど,従来の2チャンネルステレオや5.1サラウンドでは実現できなかった空間音響の表現が可能となった.本稿では,これらの3Dオーディオの概要と,立体音響のコンテンツ制作手法について紹介する.
収録刊行物
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- 画像電子学会研究会講演予稿
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画像電子学会研究会講演予稿 22.02 (0), 7-12, 2022
一般社団法人 画像電子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390859912502123392
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- ISSN
- 27589218
- 02853957
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可