義務教育におけるWeb会議システム、メタバースを活用した不登校児童生徒支援の現在地 ―熊本市、埼玉県戸田市、東京都/新宿区を事例として―

書誌事項

タイトル別名
  • Support for School Non-attendance Using a Web Conferencing System and Metaverse in Compulsory Education: Case Studies of Kumamoto City, Toda City, and The Tokyo Metropolitan Government/Shinjuku Ward
  • ギム キョウイク ニ オケル Web カイギ システム 、 メタバース オ カツヨウ シタ フトウコウ ジドウ セイト シエン ノ ゲン ザイチ : クマモトシ 、 サイタマケン トダシ 、 トウキョウト/シンジュクク オ ジレイ ト シテ

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抄録

コロナ禍の一斉休校を契機として、政府による義務教育学校への貸与端末普及策が展開された。これを踏まえて、Web会議システム、メタバースを活用した不登校児童生徒への支援が一部の地域で本格的に導入されつつある。これらの手法を支援に活用している自治体の取り組みについて、支援の仕組みや人材の調達の観点から分類を試みた。大規模自治体においては直営による方法、他自治体との共同運用(シェア)による方法のいずれもが選択肢となりうる。中小規模の自治体においてはシェアによる方法が無理のない選択肢になる。また、教育支援センター未設置の自治体においても、シェアによる方法を採用することでWeb会議システム、メタバースを活用した支援を導入しうる。

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