2つのパラメータが大きいときのEwens抽出公式に対するポアソン近似に関する結果の紹介

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タイトル別名
  • Introducing Results Associated with Poisson Approximations for the Ewens Sampling Formula with Large Parameters

抄録

<p>確率分割の基本的な確率分布の一つであるEwens抽出公式に関して,論文Tsukuda (2019, The Annals of Applied Probability 29, no. 2, 1188–1232)に基づいてポアソン近似の観点から性質を紹介する.Ewens抽出公式はパラメータn ∈ ℕとθ > 0をもつn-次元の離散分布である.Ewens抽出公式に従うn-次元確率変数Cn = (C1n, ..., Cnn)を考え,2つのパラメータが同時に大きくなるような漸近レジームにおいて,Cnb-次元マージナルCbn = (C1n, ..., Cbn) (b = 1, 2, ...)や和Kn = ∑i=1nCinに関する漸近的性質について扱う.</p>

収録刊行物

  • 日本統計学会誌

    日本統計学会誌 53 (1), 205-225, 2023-09-07

    一般社団法人 日本統計学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390860322100657408
  • DOI
    10.11329/jjssj.53.205
  • ISSN
    21891478
    03895602
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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