書誌事項
- タイトル別名
-
- Evaluation technique for the aided threshold of a hearing instrument using the Japanese count-the-dots audiogram
この論文をさがす
抄録
<p>要旨: 20歳代の成人女性10名 (平均20.9歳) の自由会話を録音し, 日本語の長時間平均音声スペクトル (LTASS) を求めた。その後, 聴力正常の20歳代の成人20名を対象とし, Filtered 音声を用いて, 補聴器の装用閾値測定で使用される周波数を中心周波数とする帯域について, 帯域明瞭度貢献度 (BIF) を求めた。これらの結果から, 日本語 Count-the-Dots Audiogram (CDA) を作成した。次に, 補聴器装用者14名を対象に, 補聴器装用閾値と補聴器装用時の最高語音明瞭度を求め, 平均聴力, 最高語音明瞭度, 語音明瞭度指数 (AI), 日本語 CDA を用いた可聴ドット数 (CDAドット数) との相関を求めた。この結果, CDA ドット数は補聴器装用時の最高語音明瞭度との相関がR2=0.7831と極めて高く, CDA を利用した装用閾値の数値化により, 補聴効果を評価することは臨床的に合理的であると考えた。</p>
収録刊行物
-
- AUDIOLOGY JAPAN
-
AUDIOLOGY JAPAN 66 (4), 255-263, 2023-08-30
一般社団法人 日本聴覚医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390860398833387264
-
- ISSN
- 18837301
- 03038106
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可