書誌事項
- タイトル別名
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- Prospects and challenges of native protein separation and analysis using non-denaturing two-dimensional gel electrophoresis
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抄録
<p>ミクロ非変性2次元電気泳動法(2DE)によるネイティブタンパク質の分離では,両性電解質の配合やアクリルアミドのゲル密度の調整により,分離の最適化が必要である.両性電解質pharmalyte pH 3–10を5%とpH 5–8を1.3%で配合したとき,マウス肝臓由来のソルビトール,乳酸,およびリンゴ酸脱水素酵素の等電点分離が可能となった.また,サイズ分離の際のゲル密度を6.6%にし,リンゴ酸脱水素酵素とカルボキシルエステラーゼ(CE)活性を連続的に調べることで,この2つの酵素が2DE上で異なる位置に分離されていることがわかった.さらに,トランスフェリンとCEの複合体を2DE分離後,リバーシブル染色とCE活性を連続的に調べることで,その複合体が2DE上の同一位置に得られた.以上より,この非変性2DEによるネイティブタンパク質の分離はタンパク質相互作用の解析を行う上での第一歩になると考えられる.</p>
収録刊行物
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- 電気泳動
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電気泳動 67 (2), 71-75, 2023
日本電気泳動学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390860542683684224
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- ISSN
- 21892636
- 21892628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可