高齢者と子どもの交流を行う施設が交流に期待する効果

DOI
  • Shimura Hanae
    Kanagawa University of Human Services International University of Health and Welfare

Bibliographic Information

Other Title
  • 施設への質問紙調査結果を中心に

Abstract

高齢者と子どもの交流を行う施設は形式が様々あり、その実情は全貌を把握することが難しい。また、高齢者と子どもの交流を行う施設において、交流が両者に与える効果についての調査は充分とは言えない。本研究は、高齢者と子どもの交流を行う施設の実状と、施設が交流に期待する効果を把握し、交流に対する施設と専門医の意識を比較することを目的とした。2018年9月に無記名自記式質問紙により、施設の現状と交流に対する意識について調査を行った(有効回答数11施設、回収率15.1%)。高齢者と子どもの交流を通じて、高齢者には「表情が明るくなる」効果を、認知症の症状に対しても良好な効果を期待する意見があった。子どもには「高齢者に対する尊敬の態度・共感」が身につくことを期待する意見が多かった。

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