多職種で取り組む小児に対する舌下免疫療法

DOI
  • 川島 佳代子
    大阪府立病院機構大阪はびきの医療センター 耳鼻咽喉・頭頸部外科

書誌事項

タイトル別名
  • Sublingual immunotherapy for children through multidisciplinary collaboration

抄録

<p>アレルギー疾患は増加傾向にあり若年者の推計患者数が多いとされ,小児にとっても重要な疾患である。</p><p>ガイドラインの普及により,アレルギー疾患は従来の入院での加療から,外来で管理できる疾患となった。長期的に良好な管理を行うには,患者が積極的に治療に関わることができることが求められ,そのための患者教育が重要である。小児アレルギー疾患の患者教育には専門的知識をもったPAE(小児アレルギーエデュケーター)が積極的に携わっている。アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法は,長期間の継続的な治療が必要であり,患者は治療への理解とアドヒアランスの向上が求められる。PAEは今までアレルギー性鼻炎に対して関わる機会が少なかったが,舌下免疫療法を施行している小児にPAEが積極的に関わることができれば,効率的な患者指導が可能となり,より治療効果を高めることができると考えた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390860609169136128
  • DOI
    10.11374/shonijibi.44.1
  • ISSN
    21865957
    09195858
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ