高速道路に設置された逆走防止対策公募技術の効果検証

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タイトル別名
  • A study on evaluating the publicly recruited countermeasures against wrong-way driving on expressways

抄録

高速道路での逆走は、重大事故に繋がる恐れのある危険事象であり、逆走防止は重要な課題である。高速道路では従来の逆走防止対策に加え、公募して選定した逆走防止対策を導入している箇所もあるが、その設置効果は定量的に検証されていない。本研究では、逆走対策公募技術の評価手法として、実際に逆走したデータを取得することは安全確保の観点から困難であるため、VR により再現した逆走運転動画を用いた。逆走動画を被験者に視聴してもらい、逆走に気付く被験者の割合や逆走に気付くタイミングが公募技術毎にどのように異なるかを分析した。その結果、逆走防止対策公募技術の設置効果が確認されるとともに、その設置箇所によって効果が増減することが分かった。また、既存の逆走防止対策との組み合わせる際に留意点が存在する可能性も確認された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390860841880261376
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_153
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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