都市間高速道路を対象とした 3 車線から 2 車線への絞込み箇所の渋滞現象把握

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タイトル別名
  • Understanding the congestion phenomenon of narrowing from 3 lanes to 2 lanes on an inter-urban expressway

抄録

中央自動車道上り線の、車線数が 3 車線から 2 車線に減少する上野原インターチェンジ付近では、下流側の小仏トンネルの渋滞とほぼ同時刻に渋滞が発生し、その後小仏トンネルの渋滞と一体化する。小仏トンネル付近で現在工事中の、別線トンネルを含む付加車線設置事業により小仏トンネル渋滞が大きく削減され、上野原インターチェンジ付近が主要なボトルネックとなると想定されるため、現在の渋滞実態を把握することを目的として分析を行った。その結果、3 車線区間において、3 車線から 2 車線への絞込みや合流による摩擦と考えられる渋滞中速度の低下が確認された。さらに、上野原インターチェンジ付近にて単独で発生する渋滞と比較して、小仏トンネルからの延伸渋滞では捌け交通量と渋滞中速度がいずれも低下していることを把握した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390860841880277632
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_581
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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