石川海岸片山津工区の実態解析を踏まえた最適な養浜計画の検討

  • 中園 大介
    株式会社建設技術研究所 東京本社海岸・港湾室
  • 黒部 笙太
    株式会社建設技術研究所 東京本社海岸・港湾室
  • 澤樹 征司
    株式会社建設技術研究所 大阪本社環境部
  • 長町 侑
    株式会社建設技術研究所 東京本社海岸・港湾室
  • 平野 宜一
    株式会社建設技術研究所 東京本社海岸・港湾室
  • 岡嶋 康子
    国土交通省北陸地方整備局神通川水系砂防事務所 調査課

書誌事項

タイトル別名
  • OPTIMAL BEACH NOURISHMENT PLAN BASED ON MULTIFACETED DATA ANALYSIS IN KATAYAMAZU BEACH, ISHIKAWA COAST.

抄録

<p> 本研究が対象とする石川海岸片山津工区は,侵食および越波対策を目的に2012(H24)年から2ヶ年の試験養浜を経て礫養浜を実施している.2022(R4)年度末までに,計画養浜量の約半分の礫養浜を実施してきた.そのため,これまでの礫養浜による効果を定量的に整理し,当初の養浜計画を評価することが求められていた.本研究では空中写真や測量成果,底質調査結果等の各種データを用いて,これまでの礫養浜の効果を定量評価することで,着実に礫養浜の効果が発現していることを明らかにした.</p><p> さらに今後,効果的な礫養浜を実施することを目的に,長期的な地形変化を再現可能な等深線変化モデルを構築し,当初の養浜計画を評価し課題を明らかとするとともに,より最適な養浜計画を立案した.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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