丸太圧入工法を用いた浅層液状化改良効果に関する振動台模型実験

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Shallow ground liquefaction countermeasure by log piling method in shaking table model tests

抄録

<p>本稿では,丸太を地盤に静的圧入し密実化することにより液状化対策と炭素の長期貯蔵を実現する工法の,液状化浅層改良への適用可能性を検討した.本研究では,深さ方向の改良厚比が0.58の同一条件で液状化層厚が異なる3つの改良ケースと,液状化層厚が異なる2つの未改良ケースを,せん断土槽を用いて1G場振動台実験を実施した.地盤内の過剰間隙水圧比,地表に設置した構造物模型の沈下量を測定し,加振後の杭の変状を観察した.その結果,同じ改良厚比でも液状化層厚が大きい方が沈下量や杭の傾きが小さいことを確認した.</p>

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 75 (4), 281-285, 2023-11-01

    東京大学生産技術研究所

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861228325186560
  • DOI
    10.11188/seisankenkyu.75.281
  • ISSN
    18812058
    0037105X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ