書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Invasive Ductal Carcinoma in the Right Nipple
- ミギ ニュウトウ ニ ゲンキョク シタ シンジュンセイニュウカンガン ノ 1レイ
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抄録
<p>Paget病を除き,乳癌は終末乳管小葉単位より発生するとされ,乳頭部原発の乳癌は稀である.今回,症状出現から診断まで約4年を要した,乳頭部に限局した浸潤性乳管癌の1例を経験したため報告する.症例は70歳,女性.毎年,乳房定期健診のため当院に通院中であった.右乳頭部に腫瘤を自覚したが,マンモグラフィおよび超音波で異常は認めなかったため,1年毎の定期健診を継続した.自覚症状出現から3年後,超音波で右乳頭内に7.8×6.3mmの低エコー腫瘤を認めたが,経過観察となった.翌年,超音波で右乳頭部腫瘤の大きさに著変はなかったが,腫瘤の緊満と疼痛のため,パンチバイオプシーを施行した.組織学的所見で浸潤性乳管癌の診断となり,乳頭乳輪を含めた右円柱状部分切除を施行した.病理組織診は右乳頭部に限局した浸潤性乳管癌であった.術後1年6カ月経過したが,無再発生存中である.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 84 (5), 707-713, 2023
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861305854430336
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 032908305
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可