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- 鐙 孝裕
- 北海道教育大学附属札幌小学校
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics and Roles of Intra-group Dialogue in Science Learning
- —Using the Study of “How to Melt Things” in Fifth-grade Science as a Case Study—
- ―5年「ものの溶け方」の学習を事例にして―
抄録
<p>本研究では,理科学習におけるグループ内での対話の特徴と役割を明らかにするために,3つの分析方法を用いて量と質の両面から検証することを試みた。その方法として,行動ビッグデータを収集分析するシステムの「ビジネス顕微鏡」を用いて,グループ内でのコミュニケーションの状態を可視化し,その様相と量を明らかにした。コミュニケーション量を基に,グループを2つの群に整理し,予想とまとめに記述された内容を,それぞれ大量の文章データをクラウド上で定量的・定性的に分析・可視化するテキストマイニングツールの「User Local AIテキストマイニング」を用いて分析したところ,グループ内でのコミュニケーション量が,個人の意味生成に影響を与えることが明らかになった。さらに,コミュニケーション量高位群と低位群のプロトコル分析を行なったところ,意味生成につながる発話の特徴を整理することができた。以上のように3つの分析方法を用いて明らかになった子どもの様相を基に,意味生成につながる他者との関わりを検討した。以上の研究成果は,理科学習におけるグループ内での対話の意義を高めることに貢献する。</p>
収録刊行物
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- 理科教育学研究
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理科教育学研究 64 (2), 113-124, 2023-11-30
一般社団法人 日本理科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861305854646784
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- ISSN
- 2187509X
- 13452614
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可