ソーラーシェアリングに対する住民態度に関する研究

DOI
  • 柴田 直弥
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系
  • 錦澤 滋雄
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系
  • 村山 武彦
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系
  • 長澤 康弘
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系

書誌事項

タイトル別名
  • Research on Attitude Formations of Local Residents for Solar-Sharing Project
  • A Case Study of Odawara City, Kanagawa Prefecture
  • 神奈川県小田原市を事例として

抄録

<p>2013 <tt>年から導入が本格化したソーラーシェアリング</tt>(<tt>営農型太陽光発電</tt>)<tt>は,導入推進にあたり様々な課題が発生している一方,耕作放棄地の解消手段としても期待されている。本稿では,耕作放棄地を再生させ,地域と共生した小田原市の事例に着目し,周辺住民へのアンケート調査からソーラーシェアリングの地域共生に関する住民意識との関係性を考察した。その結果,住民属性である移住経験・居住年数が,地域課題である耕作放棄地の認識と相関を持ち,最終的なソーラーシェアリング事業への賛否・参画意欲の形成と相関があった。今後は,地域課題低減などの地域便益創出による再生可能エネルギーの地域共生手法の研究や支援策の拡充が必要と考えられる。</tt></p>

収録刊行物

  • 環境情報科学論文集

    環境情報科学論文集 ceis37 (0), 8-13, 2023-12-08

    一般社団法人 環境情報科学センター

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861338839566592
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis37.0_8
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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