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- 阿部 知伸
- 群馬大学循環器外科
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抄録
<p>外科的大動脈弁置換術(surgical aortic valve replacement; SAVR)は,経カテーテル的人工弁留置術(transcatheter aortic valve implantation; TAVI)の登場もあり転換期を迎えている.2020年代になり日本,欧米の主要弁膜症ガイドラインが改訂され新たな推奨が提示された.またこれ以前からSAVR時の人工弁の選択について診療の現場は変わりつつあり,若年者にも生体弁を用いる傾向は明らかである.しかしながら実診療の変化は科学的エビデンスに先行してしまっている部分もある.現時点で科学的に何が既知であって何が未知であるか理解していることはEvidence Based Practiceの実践と今後の臨床研究の方向性を見定めるうえで重要である.</p>
収録刊行物
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- 日本心臓血管外科学会雑誌
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日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), xxxi-xxxvi, 2023-11-15
特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861383231606144
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- ISSN
- 18834108
- 02851474
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可