日本における身体発育と経済成長との関連性モデルに基づくSDGs への提言

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タイトル別名
  • Proposal against the SDGs based on Relational Model between Physical and Economic Growth in Japan

抄録

<p>持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は,2015年9月,国連サミットにおいて全会一致で採択され,17の国際目標と169のターゲットが掲げられた.17の国際目標の「1.貧困」,「2.飢餓」,「3.保健」の3つの目標は,発展途上国に焦点を当てたものと言えるであろう.しかし,日本において戦後の劣悪な状況は酷似している.その後,目覚ましい経済発展によっての食栄養の変容に伴い,日本人の身体は大きく変化した.このような背景は,発展途上国や現在経済発展している国にとって,SDGs達成に向け,日本における身体発育の経年的推移がモデルとなり得ると考えられる.そこで本研究では,人的環境の影響を受けたと考えられる高度経済成長期に焦点を当て,日本人の身体発育の経年変化と高度経済成長との関係性を検証する.そして,全世界規模での課題対策であるSDGs達成に向け,日本における身体発育の経年的推移をモデルとして提示できることを目的とする.</p>

収録刊行物

  • 生産管理

    生産管理 27 (1), 137-142, 2020

    一般社団法人 日本生産管理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861383235317248
  • DOI
    10.14846/seisankanri.27.1_137
  • ISSN
    21866120
    1341528X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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