食品容器包装プラスチックの樹脂などの組成分析及び判別方法について

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タイトル別名
  • Resin analysis of the food container packing plastic and precaution of the distinction method

抄録

<p>世界のプラスチックごみ発生量は3億t/年を超え、環境中への流出や焼却による温室効果ガス発生などの環境負荷増大が懸念されている。日本では、廃プラスチック総排出量900万tのうち、容器包装関連が400万tを占めており、国は2030年までにone-wayプラスチック累積25%減の目標を示し、2022年4月からは使い捨て製品削減の義務化を進めている。プラスチックは軽量で破損しにくく、加工や着色が容易であり、水分や酸素を通しにくいため保存性に優れていることから食品産業で幅広く活用されているが、様々な樹脂や素材による複層化が進んでおり、廃棄の際に適正な分別ができず、リサイクルを難しくしている。そこで、本研究では、複層プラスチックが多く使われている食品の容器包装の樹脂や素材について複数の判別方法を比較分析し、その課題について整理することを目的とした。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861383237439360
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_149
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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