国内で初めて導入した縦型乾式メタン発酵システムの稼働状況
書誌事項
- タイトル別名
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- Operation status of the first vertical dry methane fermentation system in Japan
説明
<p>嫌気性条件下におけるバイオマスの減容化とバイオガスからのエネルギー回収を目的としたメタン発酵が近年注目されており、メタン発酵槽内の固形物濃度によって湿式と乾式に分けられる。乾式メタン発酵は湿式メタン発酵に比べて廃棄物を希釈なしで分解できることなどの利点があり、特に縦型乾式メタン発酵システムでは古紙などの難分解性廃棄物を含めた様々な廃棄物系バイオマスを処理できることが利点である。 縦型乾式メタン発酵システムはこれまで社会実装した例とデータがないことが原因で普及が進んでいない。この背景をもとに(株)富士クリーンが2018年に国内で初めて商業規模の縦型乾式メタン発酵システム(栗田工業(株)社製)を既存の焼却処理施設に併設する形で実装した。本研究は縦型乾式メタンシステムの普及促進を目指した先駆的な取り組みであり、2018年から約3年間にわたって得たデータをもとにメタン発酵状態について評価を行った。</p>
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 273-, 2023
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861383237470208
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可