訪問看護師による高齢者の難聴ケアの実態

書誌事項

タイトル別名
  • The Actual Situation of Hearing Loss Care For Older Adults by Visiting Nurses
  • ホウモン カンゴシ ニ ヨル コウレイシャ ノ ナンチョウ ケア ノ ジッタイ

この論文をさがす

説明

<p>目的:訪問看護師による高齢者の難聴ケアの実態を明らかにする.</p><p>方法:訪問看護師1,361名を対象に,難聴ケアの実態として知識,アセスメント,ケア,多職種連携,困難感,学習ニーズについてWeb調査を実施した.</p><p>結果:難聴ケアの知識は,全項目で60~90%の訪問看護師がもっていなかった.アセスメントは全項目で50~100%,ケアは1項目を除くと40~100%の訪問看護師が実施しておらず,全般的に低かった.多職種連携は全項目で60~90%の訪問看護師が実施していなかった.困難感は,難聴の程度のアセスメント(約80%),耳垢の除去(約70%)実施時の困難感が高かった.一方,学習ニーズは全項目で90%以上の訪問看護師がさらに知識が必要と回答した.</p><p>結論:訪問看護師による難聴ケアに関する知識やケアの実施率は低かったが,学習ニーズは高かった.今後の訪問看護師に対する難聴ケア教育の必要性が示唆された.</p>

収録刊行物

参考文献 (18)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ